神戸フロインドリーブ | 教会にフレンチの風を
July 13, 2026
神戸の名店フロインドリーブさん。
100年以上の歴史を持つ元教会の建物。
今回は一階のショップと2階ウェディエングサロンの
カーテン・椅子の張替えなどのリニューアルをお手伝いさせていただきました。


神戸にある有名なフロインドリーブさんは
私が子供の頃、よくパンを買いに行かされた思い出深いお店です。
100年以上の歴史のある空間を生かしたリニューアルです。

クラシックだったショップのカーテンを、
イタリア製のポリーヌとスペイン製のカラーレースで
抜け感がありクラシカルな要素にもマッチするおしゃれなウィンドウに。
パンとお菓子のショップらしい清潔感と洗練さを加えました。

古い建物と両サイドのエアコンという制約を逆手に、
中央を高く長く、両サイドを低く短くしてリズムを生み出しました。
窓の可愛らしさを活かすよう、光が透けるレースを選んでいます。



1884年から続く歴史を物語る、入口の銘板。
長い時を重ねてきた建物ならではの存在感です。

2階カフェ横のサロンには、軽やかなベロアのカーテンとアスティエのランプをしつらえて。
クラシックな空間にフレンチの風が吹くような、上質な佇まいに

地味な茶色だったチェアを、フランス製の上質な生地(防炎加工)で張り替え。
買い替えをお考えでしたが、敢えて張り替えることで、
家具に建物の歴史を刻み、次の時代へと伝えます。



ハウスウェディングとしても人気のフロインドリーブ、
ここは花嫁さんのお控え室、また打ち合わせなどするサロンです。
重厚な家具を引き立てて、
なおかつモダンで居心地の良い空間にするべくコーディネート。
織生地のベロア素材で重厚で少しマニッシュな雰囲気を、
コットン100%レースは華やかな花鳥風月で。


天井の高さ10m以上、連続するシャンデリア、チェス柄の床が広がるカフェ空間。
教会としての面影を残しながら、シックに整えられたドラマチックな空間です。
クラシックな少し古い空間が、布を張り替えることで、
ただ古い家具ではなく、建物とともに歴史を刻み、
次の時代へと受け継がれる存在に。
そこに新たな洗練さが加わり、より魅力的な空間になったと思います。 “中川