
Paris通信 Astier de Villatteショールームとメゾン・エ・オブジェ2023
2023年1月、今年もメゾン・エ・オブジェが開催されました。 もう説明の必要がないくらい有名なイベントですが、 あえて説明すると、メゾン・エ・オブジェはインテリアと雑貨の国際見本市。 インテリア好きにとっては、ぜひ一度足を運んでみたい大イベントです。 中川オーナーは、メゾン・エ・オブジェに通い続けること10年以上の大ベテラン。 ここ数年は、会場からインスタライブを行ったり、YouTubeの撮影をしたりと、発注以外も大変忙しそうです。 これもすべて、日本のインテリアファンの皆さまの為という思いは、そばにいるとよく伝わってきます。 そんな思いが込められたインスタライブのアーカイブを、ぜひチェックされますようお勧めいたします! ブランドジュリエが扱う人気ブランドの一つ、アスティエ・ド・ヴィラットは、 以前はメゾン・エ・オブジェに出展していましたが、 それをやめ、独自にショールームを展開するようになって久しいです。 パリ市内のショールームの様子を、少しだけご覧ください。 受付のコーナーは、いわば玄関です。 シャンデリアとスタンドタイプのランプは、アスティエ・ド・ヴィラットの人気商品ですね。 このシャンデリア、中川オーナーも買い付けたとのことですので、 ご興味のある方はぜひ、ブランドジュリエのショップをチェックしてください。 本物は写真よりもいっそうオーラがありますよ! そして玄関にはもちろん花を飾って。 「日本でもこういうアネモネがようやく手に入るようになったんです」と、中川オーナー。 アネモネは、多くの人にとってパリを連想させる花ではないでしょうか。マルシェにも必ずあります。 でもよくある青や赤ではなく、こういう深い色を選ぶ所がアスティエ・ド・ヴィラットという感じ。 凛とした印象の花器とも好相性です。 ショールームの中はお見せできませんが、お茶をいただいた後のテーブルの写真を。 コップ、コースター、角砂糖に至るまで、全てがアスティエ・ド・ヴィラットの美意識の世界! こんな生活がしたいものです!! 沢山のものは必要なくて、本当に自分の気に入ったもの、 自分を幸せにしてくれるものだけが、テーブルの上にあれば十分。 何度もご出席されている 中川オーナーに今回の展示会についてお聞きしました。 「アスティエの展示会は、新作のコンセプトや新しい試みを詳しくお伺い出来る貴重な機会です。 年2回のみお会い出来るデザイナーやスタッフの方々との久しぶりの再会も楽しみにして来ました❣️ 新作の画像などはお見せ出来ませんがとても素晴らしいアイテムが揃っていましたよ✨ また、嬉しいNEWSが3つも...!!! 1つ目は、工房が以前の倍ぐらいの大きさにパワーアップ!! 今後は入荷までの時期が大幅に早まるそうです💕」 「2つ目は、家具のオーダーが再開されました!! テーブルとチェアをお茶の際に使用させて頂きました😆 3つ目は、グラスの製作が再開されました🥂 待ち望まれていた方も多いのではないでしょうか? 洗練されたデザインは引き継ぎますが、強化ガラスとなり実用的に進化しました。こうご期待です」 新作の入荷が待ち遠しいですね。 ぜひブランドジュリエのショップでご覧くださいませ。 【Astier de Villatteはコチラ♪】 中川オーナーからのお話も頂いた所で せっかくなので、今回のメゾン・エ・オブジェで私がチェックしたことを2つ、ご紹介させてください。 パリ歩きインスタライブをお手伝いした時にも話しましたが、やはりエコロジーを意識したメーカーが多いと感じました。 家具の地産地消、天然素材、などなどです。その流れで、紙を使ったインテリアがいくつかあり、面白いなと思った次第。 例えばこちらのメーカーは、イベントや店内装飾に使う演出小道具・大道具を、全て紙で作っていました。 フランスのメーカーです。 こちらはイタリアのメーカーで、タピスリーをメインに展示していましたが、 本のページをアップサイクルした照明がとても素敵でした。 ぱっと見、ドライフラワーのような印象。面白いですよね。 タピスリーのような重量感のあるものと、紙製のシャンデリアという素材的にもアプローチ的にも軽やかなもの。 重さと軽さを組み合わせるバランスがまた、絶妙だと感じました。 それではまた、 アビアントー! 【Astier de Villatteはコチラ♪】 Keiko SUMINO-LEBLANC パリ在住ライター・コーディネーター 日仏語翻訳者 1997年からパリに移住。パリでの結婚・子育てを経てフリーランスライター・コーディネーターとして活躍中。食とライフスタイルを専門とするジャーナリストとして、フランス、日本の数々の雑誌・メディアに寄稿。また、翻訳家として単行本も共著。

Paris通信 リッツ・パリのクリスマス2022
クリスマスといえばビュッシュ・ド・ノエル。 木の切り株を模したロールケーキのクリスマスケーキは、日本でもすっかり定番になっているそうですね。 毎年夏休みが明けてしばらくすると、 パリのジャーナリストたちは新作ビュッシュ・ド・ノエルの試食会招待で大忙しになります。 すぐに画像を公開していいメゾンもあれば、公開日を指定するところもありで、なかなか神経を使うところ。 リッツ・パリは、今年は12月に入ってから画像を公開することができました。 その試食会の様子と、2022年12月現在の様子を交えて、今回はリッツ・パリのクリスマスをお伝えします。 まず12月現在のリッツ・パリ。なんと、ヴァンドーム広場にシャレー・ド・ノエル(クリスマスの山小屋)が登場しています。 これはコロナ禍の2020年にはじまった、テイクアウトのサーヴィスが発祥なのです。 辛い出来事をバネにして好転させる、フランス人らしいアイデア精神ですね。 このシャレーで、今年はヴァン・ショー(ホットワイン)やシャンパンなどが楽しめる他に、 リッツ・パリのオリジナルグッズ購入も。 さあ、ホテルの中へ入りましょう! 玄関を入ってすぐのところにあるお迎え花のコーナーには、リッツの色、ブルーをつかった観覧車が飾られていました。 これは、リッツ・パリ専属フローリストの、アンヌ・ヴィッシェンさんの作品。 彼女のインスタアカウントに、制作過程の動画がアップされています。 フローリストの枠を超えて、こんなふうにオブジェまで手掛けられるとは! ミニチュアの街並みと一つになった、素敵なインスタレーションですね。 https://www.instagram.com/anne.vitchen/ その右隣、螺旋階段の脇には、毎年恒例の巨大クリスマスツリーが! 赤いガラスのオーナメントで飾られた、とびきりゴージャスでシックなクリスマスツリーです。 映画「ナルニア王国」を思い出すのはなぜだろう、と思い、 写真をよくよく見たところ、バックのゴブラン織のせいかもしれないと気づきました。 ゴブラン織のタピスリーを背に燦然と輝くクリスマスツリーは、リッツ・パリならでは! 廊下を進むと、右手に「サロン・プルースト」が現れます。リッツ・パリを愛した作家マルセル・プルースト。 ここは、彼にオマージュをささげ誕生したサロン・ド・テです。 名物はもちろん、プルーストと言えばのマドレーヌ。 ここのフランス流ティータイムは、ブラン・ド・ジュリエのファンの皆さんに強くお薦めしたいです。 なぜなら、リッツ・パリのシェフパティシエ、フランソワ・ペレさんのスイーツを、パラスの空間とサーヴィスで堪能できるから! インテリアや花が超一流であることは言うまでもありませんね。 フランソワ・ペレさんは、私が最も好きなパティシエの1人です。 奇をてらわない伝統的な焼き菓子を、ひとつひとつ丁寧に作る稀有なパティシエ。 今のご時世、誰もがインスタ映えを狙ったスイーツばかり作る中で、実直な仕事は貴重です。 かつ、パティスリーの美しさや独創性も見事。 では、フランソワ・ペレさんによる今年のクリスマスコレクションを、9月に行われた試食会の写真でお伝えいたしましょう。 リッツ・パリのビュッシュ・ド・ノエル2022は、ジンジャーマンクッキーを模したシナモン風味のスポンジケーキです。 長靴や雪だるまのモチーフが、可愛らしいですよね。 食べればスポンジケーキの繊細な食感と口溶けに、程よいコクと深みのヴァニラクリームが相まって、 これぞパラスホテルのスイーツ! 甘さの加減も完璧で、普通のケーキとは別の次元のものです。 何工程もある製造プロセスが、 フランソワ・ペレさんのインスタアカウントで紹介されていますので、よろしければご覧ください。 https://www.instagram.com/francoisperret/ フランソワ・ペレさんのクリスマスコレクションは、 先ほどの「サロン・プルースト」やレストラン「バー・ヴァンドーム」の他に、 コロナ禍以降誕生したケーキショップ「ル・コントワール」で味わうことができます。 「ル・コントワール」ではテイクアウトもできます。 パラスホテルの楽しみ方が、ちょっとカジュアルに、より広くなるのは嬉しいですね。 シーンに合わせて、利用する場所を選べるのですから。 次回のパリ滞在のご参考になればと思います! それではまた、 アビアントー! 【クリスマスアイテムはコチラ♪】 Keiko SUMINO-LEBLANC パリ在住ライター・コーディネーター 日仏語翻訳者 1997年からパリに移住。パリでの結婚・子育てを経てフリーランスライター・コーディネーターとして活躍中。食とライフスタイルを専門とするジャーナリストとして、フランス、日本の数々の雑誌・メディアに寄稿。また、翻訳家として単行本も共著。

Paris通信 段ボールで出来たクリスマスツリー?!
今年もクリスマスシーズン到来! 11月半ばを過ぎると、街のウィンドーにクリスマス飾りがちらほらし始めるのは、日本も同じことと思います。 パリの場合は、特にオペラ座裏のオスマン通りにある百貨店、 ギャラリーラファイエットとプランタンにクリスマス飾りが登場すると、いよいよ年の瀬という感じ。 今年のギャラリーラファイエットのクリスマスツリーはどんなだろう?と、楽しみにしている人は少なくなりません。 2022年は、コロナ禍から続くあらゆる原材料不足に加え、ウクライナの戦争、それに伴うエネルギー問題、環境破壊と気候変動・・・緊急を要する問題の数々を、日常的に意識せざるを得ない1年でした。 ヨーロッパの深刻なエネルギー問題は、日本でも多少ニュースになったかもしれません。 10月、フランスのガソリンスタンドはガソリン不足で閉鎖するところが相次ぎ、 営業しているガソリンスタンドには給油を待つ車が大渋滞、という、信じられない事態になりました。 11月に入ると調整されましたが・・・ こういった現状を受け、パリ市は現在、歴史的建造物のライトアップを22時以降消灯しています。 なんとエッフェル塔も23時45分に消灯、名物のキラキラの照明は23時が最終回です。 ストラスブールの大学は、暖房費を抑えるためにクリスマス休暇を長くする、など、省エネは本当に身近で深刻な問題。 そんな中で、クリスマスをいかに祝うか、パリの百貨店はどこも悩んだはずです。 年に一度の、一番大切なイベントだからといって、 あまりにも華やか過ぎるのは時勢にそぐいませんし、反対に、地味になるのも寂しいです。 ただでさえも社会問題の多い昨今なのですから、せめてクリスマスくらいは幸せムードに包まれたいもの。 そこで、ギャラリーラファイエットはどんなクリスマスツリーを作ったと思いますか? そうです、段ボールでできたツリーが、歴史的建造物のガラス天井の下にお目見えしました! 段ボール製のクリスマスツリーは、実はここ数年の隠れたトレンド。 毎年クリスマスツリーのためにモミの切る(つまり、そのために豊かな森の木を伐採して、モミの木を栽培する)ことに 反対する人たちが、選んでいるソリューションの一つなのです。 畳んである段ボールを開くと、立体的なクリスマスツリーの形に広がる、というつくり。 でもやっぱり、本物のモミの木に比べると地味なのが辛いところ・・・ そんな中、フランス最大の百貨店ギャラリーラファイエットが、段ボール製のクリスマスツリーを採用するとは! しかも全然寂しくも地味でもありません。 目に鮮やかなグリーンが、なんとも元気でワクワクしませんか? アートディレクターさん、いい仕事しましたね! 厳しい時だからこそ知恵を使うのは、フランス人の得意技だと思います。 そんな彼らのエスプリに学んで、さて、今年のクリスマスツリーはどんな飾りにしましょう。 今年のギャラリーラファイエットのクリスマスは、「プラネット・サパン」(モミの木の惑星)がテーマです。 やっぱりクリスマスは子供のたちのもの! その基本を大切に。 夜のイルミネーションは、やっぱり気持ちが高揚します。 本当に、年の瀬、という感じ。 クリスマスが明けた1月、パリ市の公園のあちこちに、こんなふうにモミの木の回収場所が登場します。 集まった樅木は細かく砕いて、パリ市の公園のガーデニングに再利用されます。 砕いたモミの木で花壇を覆い、保温、保湿、そして雑草対策ですね。 周辺が爽やかなモミの木の香りに包まれるのもまた、メリットの一つだと個人的に感じています。 そんなパリの冬。 みな様もどうぞいい年越しを。 それではまた、 アビアントー! 【クリスマスアイテムはコチラ♪】 Keiko SUMINO-LEBLANC パリ在住ライター・コーディネーター 日仏語翻訳者 1997年からパリに移住。パリでの結婚・子育てを経てフリーランスライター・コーディネーターとして活躍中。食とライフスタイルを専門とするジャーナリストとして、フランス、日本の数々の雑誌・メディアに寄稿。また、翻訳家として単行本も共著。

Paris通信 パリの花事情、今人気のトレンドは?
花のある暮らし、いいですよね。「花を買うのはお金の余裕じゃなくて、心の余裕」というような話が、昔読んだ吉本ばななさんの小説にあり、心に残っています。花好きで知られるパリの人々は、今どのように花と付き合っているのでしょう? 私は2つの(または3つの)タイプがある、と見ています。 まず、タイプ1は「ビオ派」とでも呼びたいナチュラル志向、環境を考慮したスタイルです。 食べ物や生活用品、スキンケアに、オーガニックのものを選ぶ人が増えました。それが花にも現れています。 今年6月、雑誌エル主催のイベント「ELLE GREEN」にて、パリ11区の花屋さんデジレによるアトリエに参加しました。 地産地消の季節の花を厳選し、販売しているデジレ創業者の話を聞いていて、これは全く食べ物と同じだと痛感。 ケニアで集中栽培されるバラが、オランダの花市場に届き、 そこからニューヨークなど世界中の都市へ販売されている現状に、「他のやり方で花と付き合えないものか?」と行動を起こしたのがデジレの始まりだったと言います。彼女たちのような取り組みをするフローリストは、少しずつですが着実に増えていて、 この日私も、すっかりデジレの取り組みに魅了されました。 地産地消の季節の花は、ふんわりとエアリーにいけて。 なんとこのデジレのアトリエで、パリ日本文化会館の生け花教室のことが話題になったのです! 花を1本1本観察して、選んで、バランスを見ながらどこにどういけるか決める。 そうすればたくさんの花は必要ないのですよ、と。 温故知新ではないですが、パリ最先端の花アレンジのアトリエで、生け花のフィロソフィーを聞いたことは新鮮でした! DÉSIRÉE https://desireefleurs.fr 生け花、といえば、IKEBANART(イケバナート)という花屋さんが、サンマルタン運河のほとりにあります。 小さなお店ですが、奥には広いアトリエがあり、苔玉レッスンやテラリウムのレッスンなどを開催するとのこと。苔玉!? でも予想に反し、ここの経営者はフランス人夫妻です。 夫が苔玉やテラリウムなどのグリーンを、妻が生け花を担当していて、池坊の師範だと伺いました。パリジェンヌが集まる生け花レッスン、いつか私も参加したいです。 イケバナートは小さなブーケをたくさん販売していて、購入しやすい10ユーロからありました。 これなら毎日の暮らしに花を取り入れやすいですね。 IKEBANART https://ikebanart.com 話を戻して、先ほどの「2つあるタイプ」のうちのもう1つ。 タイプ2は、「クラシック派」または「王道派」、でしょうか。 パリのフローリスト、と聞いて私たちが想像する理想を具現化しているスタイルです。例えば、MOF(フランス最優秀職人)のジュリアン・フローリストは、店の外も中も、秘密の花園の舞台セットのよう! 2020年に雑誌「ボンシック」のために撮影した写真ですが、この時から今トレンドになっている草花系の花が充実していました。そして、日本ではあまり見ないグラマラスな菊の花もあれば、重厚な深い色の花から可憐な淡い色の花まである、幅広いラインナップも魅力です。これだけバラエティ豊かに取り揃えているのに、全体に絶妙な統一感があるところも流石だと思いました。 JulianFleuriste http://julian-fleuriste.com/fleuriste-paris/ 「ビオ派」があって、「王道派」があったら、残るもう1つは何か? 残念ながらそれは、安価なボリュームゾーンです。やっぱり、買いやすい値段は誰にとっても魅力ではありますから… しかし、できればそこは避けたいと思い、先日ご近所の花屋さんで購入したのがこちら。 「花は15ユーロ」と決めている私……とても小さなブーケになりました。 でも、お気に入りの花をばら売りで選ぶのは、なかなかいいものだと思います。あらかじめブーケで売られている方が見栄えもいいし、結局はお得なのでしょうが、自分の予算に無理したくはありません。 ちょうど私と同じタイミングで、マダムが白いばらを1本ずつ、合計2本購入していました。「小さな贈り物だけれど、喜んでもらえたら嬉しいわ」と、お店の方と話しながら。どんなに小さくても、花をもらって嬉しくない人はいないですよね。とても気の利いた「気持ち」の贈り方だと思いました。 で、私の方は15ユーロのブーケを、鏡の前に飾りました。こうすれば2倍に見えるかな? ちなみに、なぜ自分の花予算を15ユーロに決めたかというと、それはベルギーで15ユーロのブーケを買った経験があるからです。 彼の地では花がパリよりさらに身近で、15ユーロでとても可愛いブーケが買えるのです! 私の娘がベルギーの大学に進学した際に、私もちょくちょく遊びに行っていて、クリスマスに買ったブーケがこちら。 15ユーロでした。 この時に、「パリに帰っても花を買おう。15ユーロと決めておけば買いやすいから」と心に誓った(?)のでした。 こちらは、今年の夏のアントワープのマルシェの花スタンドです。 15ユーロでこのボリューム。さすがベルギー! みなさんはどんなふうに花と付き合っていますか? パリジェンヌが生け花に学びエアリーなブーケを作っている、ということ、面白いですよね。 それではまた、 アビアントー! 【花器はコチラ♪】 Keiko SUMINO-LEBLANC パリ在住ライター・コーディネーター 日仏語翻訳者 1997年からパリに移住。パリでの結婚・子育てを経てフリーランスライター・コーディネーターとして活躍中。食とライフスタイルを専門とするジャーナリストとして、フランス、日本の数々の雑誌・メディアに寄稿。また、翻訳家として単行本も共著。