テーブルクロスの楽しみ方
店頭で見てくださるお客様の反応で一番多いのが、かわいらしいけどシミができたら、というものです。 日常的にテーブルクロスを使用すると言うのはやっぱり本当にそれが好きで お手入れ(お洗濯やアイロンがけ)が苦にならないと使いこなすのは難しいかなと思います。 上からナイロンを掛けたり、ガラスを置いたりは本当にしないで欲しいです。 シミがもしかしてとれなかったらどうしようって思われますよね。 思いきって買ったものが無駄になってしまったらって。 特に若いお客様で子供の時から日常的に食卓でそういったものを使う習慣の無かった方や、 小さなお子様のいらっしゃるご家庭では興味があっても試しに買ってみるような金額でもないですから。 でも少し冷静に考えてみてください。 本当に世界一合理的と言われるフランス人がそんな理不尽な文化を守っているでしょうか? 100年ぐらい前のアンティークの白のリネンを見かけたりするのはどうしてなんでしょう。 日本の布の文化はシルクの着物の文化がベースです。洗うということはそう何度もなかったと思います。 今でこそ丸洗いのクリーニングができますが、昔は一度すべてほどいて洗い張りというのをして、 また一から仕立て直したんです。 テーブルもしっかりと洗った布巾で拭き込んで使うという文化です。 食卓にひいた布を洗ってアイロンを掛けてなんてという習慣がなかったんです。 ランチョンマットを重ねて使うと、テーブルクロスをお洗濯するのは10日に一度ぐらいです。 毎日の家族だけのお食事の際は、あまり手間暇掛かるものは避けてアイロンが簡単なものを選びます。 ランチョンマットは毎日毎回取り替えます。 洗濯機に入れて干すだけです。 お客様の時はテーブルクロスとお揃えのランチョンマットを 重ねたりします。 お料理を作っておもてなしをするのと同様、 やはりおもてなしの気持ちを表せるひとつの方法です。 いらっしゃる方の年齢や人数、また献立などでどの食器を使うか 考えます。それによってどのリネンを使うか選びます。 お食事をすれば、シミは必ず付きます。 が上手にお手入れをすれば大体落ちるものです。 生地のあまり良くない不純物の多い糸で織った安物の織物は シミが付きやすくとれにくいと思います。 それでブランドジュリエでは100%リネンの物を 主に取り扱っています。 不純物のないピュアなリネンは、元々シミがしみこみにくく落ちやすいです。 ご心配な方はブランドジュリエで扱っています スプーマ・ディ・シャンパーニャのブカートランドリーリキッドをお使いになってみてください。 しっかりと分解してカレーやケチャップも取れます。 お食事をしていますと食べ物の汁が必ず飛びます。 いかに上手に落として使いこなすか腕の見せ所です。 季節や用途に応じてテーブルクロスを変えるとなんて幸せな気持ちになるでしょう! しっかりとお洗濯して使いこなしてみたいとおもいませんか? 毎日の食卓がどんなにか素敵になるでしょう。 お気に入りの食器がどんなにか素敵に生き返るでしょう!
アスティエの楽しみ方
アスティエの食器を買っていただきた方から、 時々使っているとヒビのようなものができる、色が付く、などというようなお問い合わせがあります。 それに熱いお湯を注ぐとピリピリという音とともにヒビができた、などというものもありました。 改めて使用中のアスティエをよく見ますと、細かいヒビができているものがありました。 気になられる方にはストレスになるんだと思います。 メーカーのオーナー ブノアさんに確かめましたところ、 アスティエでは本当に昔ながらの製法を守って作っているので それを理解した方に使っていただきたいとのことでした。 もちろんヒビが入らないように樹脂加工をしたり、 化学的な処理をすることによって色がつかないようにしたりすることは可能だそうです。 でも、あえて製造技術を工夫し、安易な方法に頼らず、昔ながらの伝統工法を守ることを ブランドのコンセプトとして貫いているそうです。 高い温度で焼き、強度を増して電子レンジの使用を可能にしています。 伝統工芸の工法を守りながら日常使いできる商品というアスティエのコンセプトを 理解しておつかいいただけるようにお知らせする事が、ブランドジュリエの務めですね。 現代の技術をあえて使わず伝統工法にこだわり、続けることは信念が無ければできないことです。 頭の下がる思いです。 アスティエには利益を度外視し、信念を貫いて作られたものにだけ備わった品格のようなものを感じます。 これを使うに値する人間になれるように日々努力です♪
アスティエ・ド・ヴィラットについて
初めてアスティエの食器をみたのはパリ・サンジェルマンにあった、 ちょっと年配向けのお洋服のお店の片隅でした。 なんだかちょっとお洋服の感じとは不釣合いな、 アーティスティックなものがあるわって感じで不思議な空間でした。 気にはなっていたんですが割れ物を買うという勇気もなく見るだけで終わったのですが、 なんとなく忘れられずに3回見逃して(一年ぐらい) その後ついにネプチューンの花器という大物を買って、 大切に手荷物にしてドイツやイタリアの展示会にもつれて行って、 やっと日本に持って帰ったのが最初のアスティエです。 ずいぶんと前の話ですが、(ちょっと何年前かはいえません 笑) ブノアさん(アスティエのデザイナー、オーナー)と話していてそのお店の話しになったんですが、 その店は、まだアスティエが初期のころ、売れなくて困っているのを見かねた ブノアさんの家の隣のおばさんが経営するブティックだったんだそう、、、 今はそのお隣さんもなくなられたそうですが、恩人としてとても感謝しているそうです。 今はコレクターもたくさんいて有名になったアスティエにも苦労した時期があったんですね~~ 多分だからだと思いますが、いつも若い才能の有るデザイナーとのコラボレーションをしていて若い人を 応援しています。 フルールシリーズの柄を書いているナタリーレテはその代表ですね♪ 何シーズンかで消えく人もいますが、、、、人に受けた恩はその人に返すのも恩返しですが、 また同じようにしてもらった事を若い人たちにしていく事も恩返しの方法ですね。とても成熟した文化を感じます。 Astire de Villatteという名前、間にdeが付くのは元貴族の名前だそうで、 14世紀ごろに建った自宅のお城にあった古い食器をリメイクしたのがはじめだそうです。 兄弟・いとこ皆アーティストです。いとこのJean-Baptisteはコレクションレギャール、のデザイナー、 オーナーです。 アスティエの食器もジャンがデザインしているものがたくさんあります。 ロビンソンのなでしこ柄はアスティエでは食器で知られていますが、 レギャールではテーブルクロスやランチョン、などリネン類のモチーフで使われています。 こうして思い出すと長いお付き合いになったとつくづく思います。 ちょっとかけらのようなものがついていたり、上薬がにムラがあったり、 使い込むうちに小さなヒビがはいったりして変化してきます。 個体差のあるものなので几帳面な人にはストレスになるかもしれません。 それを楽しんでいただける人に使っていただいたらと思います。
家具のお手入れと防水加工について
防水加工は、輸入後、天板のみ日本で施しています。 完全防水ではありませんので長年お使いになられていると自然に取れていきます。 また、長時間濡れたまま放置しますとしみこむ場合もありますのでご了承くださいませ。 完全防水にしますと本来の無垢の木の経年変化の美しさを楽しむことができないばかりか、 微妙な光沢が出てしまい風合いが損なわれてしまいます。 また、防水加工してもどうしても避けられないキズが、ただわずらわしい醜いものになってしまいます。 ブランドジュリエの家具はすべては無垢の木材を使用していますので本来は、 シミや汚れなどを取りこんでアンティーク風の風合いを楽しむようにおつくりしています。 将来はアンティークとなり年月を経た風合いを楽しむことができる商品です。 ご使用に関しては欧米のように本来はテーブルクロスを使用するのが望ましいですが、 日本の食卓事情に合わせて簡易な防水を施してあります。 以上をご理解いただいて上でお使いいただきますようにお願いいたします。
羽毛布団
ブランドジュリエでお取り扱いしています羽毛布団は最高級のマザーグースです。 マザーグースは高級羽毛布団のキーワード。 主に産卵を中心に育てられている親鳥(マザーグース)から丁寧に手摘みされたダウンのこと。 ①保温性、かさ高性、優れている。 ↓ 飼育期間が2年から6年と長く、十分に成長した親鳥からとれる「成熟した羽毛」は、 その核の部分がしっかりとしていて、枝羽(ダウンボール)が大きい そのため少量でも保温力がある、言い換えれば軽くて暖かな羽毛。 ②弾力性、耐久性に優れている。 中心の核が、しっかりしているため耐久性に優れているので、 長くへたりにくい羽毛布団になります。 ③手摘み 基本的に手摘みにより採取されるため、大きいダウンを選び、一つ一つ丁寧に採取されるので高品質。 特に10月頃に採取されたダウンは、鳥自身も冬に向かってのダウンなので 保温力に優れた高品質のダウンと言えます。 色については、ホワイトもあればシルバー系、茶系と様々です。色による保温力の差は有りません。 ポーランド産とかハンガリー産の羽毛だから全て素晴らしい羽毛であるとは言えません。 飼育場の自然環境・地理的位置・飼育方法により品質差があります。 同じグースでも鳥の種類によって大きいダウンもあれば小さいダウンもあり品質差があります。 素晴らしい品質のダウンか否かは、日本に輸入された後の洗浄作業によっても違いが出ます。 信頼できるメーカーの製品であるか否かが羽毛布団選びの第1条件になります。 ジュリエの羽根布団はシモンズの下請けメーカーの商品です。 HPでは(某アメリカ寝具ブランドと書いています) シモンズの卸価格より低いプライス設定です。 御手入れはウォッシャブル、丸洗いも出来ます。 縁あってこんな素晴しい商品を仕入れる事ができました。 人生の3分の1は眠りの時間です。上質で安心なものに包まれてお休みいただければと思います。 エジプト綿の爽やかな肌触りのシーツ類も一緒に見ていただければと思います。
シルバー製品のお手入れについて
シルバー製品ってちょっと苦手と思われている方多いと思います。 まず、どういう風にしてお手入れしたらいいか分からないし、しばらくしてみると真っ黒!! アメリカの学生アルバイトで、大邸宅でのシルバー磨きがある程、大変な家事の代表です。 すごいですね 延々と一日中シルバーを磨くなんて! 一念発起して磨いてみても、拭けども拭けども手と布巾は真っ黒になるだけでぜんぜん綺麗にならない・・・・・ 最近のものはコーティング技術も発達して昔ほどは頻繁にお手入れしなくても大丈夫になってきましたが それでもちょっと厄介な決して楽しくない家事ですよね。 お困りの方は一度ブランドジュリエでお取り扱いしていますオランダ・ハガティー社のシルバー磨きを 使ってみてください。 ジェル状の液をやわらかい布につけて拭くだけです。 それ自体にコーティング剤が含まれていますので一度拭くと半年は保護してくれます。 本当に今までの苦労?は何だったんだろう・・・・・って思われますよ。 シルバーは表面に皮膜が出来て必ず黒くなってきます。 これは硫化銀の皮膜ができているだけで決して錆びているわけでは有りませんので安心してください。 大体普通に市販されていますシルバー磨きには研磨剤が入っていて、細かく研磨して磨いていきますので 磨けば磨くほどすぐに真っ黒になってしまうんです。 他にもハガティーからはシルバーバスという筒状のカトラリー専用のものも出ています。 こちらはこの筒の中の液体に5から10秒つけた後取り出して流水で濯ぐだけです。 繰り返し使えて大体200本ぐらい使えます。 硫化銀の皮膜をこの液に付け還元作用で変色を取ります。 シルバーフォームはスポンジに半練り状のフォームを付け泡立ててて使います。 食器を洗うときのように濯いだら柔らかい布で水分をよくふき取ったら完了です。 ハガティー社の社長いわく、お手入れ方法をマスターするとシルバーはとても丈夫で 何世代も受け継いでいかれる逸品になるもの、日本でシルバー製品が根付かないのはお手入れ方法を 知らないからだと・・・本当に一理あります。 確かにこのシルバー磨きがお店に来るまで、シルバー製品のお手入れはちょっと面倒で大変でした。 お店にはたくさんシルバー製品がありますが、特にシルバー磨きをしないとって思ったことはありません。 少し曇ってきたなって思ったら時々磨く程度です。250mlですと約一年ぐらい使っています。 皆さんのご家庭で使われる場合はもっと長持ちしますね。 本当にヨーロッパの長い歴史に根付いて受け継がれてきたものはそれなりの理由があり、 日本人の知らないことがたくさんあります。 シルバー製品がひとつ食卓に混ざるととても重みが出てテーブルがグッと大人っぽく完成します。 小さいお子様がいらっしゃるご家庭でも割れる心配がなくて、安心してお使いいただけます。挑戦してみてください! 楽しくなりますよ♪ シルバー磨き 楽しくシンプルなお手入れで、綺麗で上質なシルバー製品が身近になります。
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