アスティエとは
〜ブランドストーリーとその魅力〜
1996年に設立されたASTIER de VILLATTE(アスティエ・ド・ヴィラット)は、
パリにショップとアトリエを構えるブランド。
白い陶器の食器を中心に、フレグランスや活版印刷の製本など、ライフスタイルを彩る製品を生み出しています。
ブランドの設立者でデザイナーでもある、イヴァン・ペリコリとブノワ・アスティエ・ド・ヴィラットは、
パリの歴史ある美術学校エコール・デ・ボザールで出会いました。
学校で彫刻などを学んだ彼らは、食器に関する知識を一切持たずにブランドを始動したそうです。
革新的なデザインや人々を魅了するクリエーションは、
芸術家のインスピレーションがあるからこそ生まれるのかも知れませんね。
パリ郊外の土を使い、パリ市内のアトリエで職人の手作業によって作られる食器は、まさにメイドインパリ!
手作りならではの歪みや、黒土に施された白い釉薬のムラにより、
同じデザインでもそれぞれ微妙に異なる表情を持っています。
世界にたった1つ自分だけのアスティエと出会えることも、その魅力となっているのでしょう。
アスティエの使い方とお手入れ
アスティエの食器は、眺めているだけで心踊る個性的なデザイン。
棚に飾っておくだけでも素敵な空間を演出してくれます。
それに、気軽に普段使いするには少しお値段も高いかも知れません。
でも、長年愛用する方々は、日々の食事で触れてこそ、
その使いやすさやデザインの美しさをより一層感じられると言います。
たとえば、実際手に取ってみると、薄くて軽く、馴染みの良い質感に驚かれるかも知れません。
さらに、電子レンジと食洗機にも対応する優れものです。
アスティエの器のコンセプトは、伝統的な製法を守って作られた芸術作品を日常に取り込むというもの。
ですから、化学的なコーティング処理がされた大量生産の器と同じように扱えるわけではありません。
長く使い続けるためには、電子レンジは簡単な温め程度、
食洗機は55℃以下の水温で無リン洗剤を使用するなどの注意が必要です。
また、購入した時の風合いを残しながら使うには、
日本各地で作られる手仕事の陶器を扱う場合と同じようにお手入れをすると良いでしょう。
たとえば、急激な温度変化が生じないように熱湯を入れる前にはお湯で温めたり、
使った後はすぐに柔らかいスポンジと中性洗剤で洗って、よく乾かしてからしまったり。
ただ、経年変化も器の醍醐味の1つ。
日本には「貫入」と呼ばれる釉薬の細かいヒビを景色として楽しんだり、
器の欠けは「金継ぎ」で美しく修復したりする文化があります。
日本の伝統的な価値感も取り混ぜながら、使うほどに変化していく姿を楽しみたいですね。
いつもの料理が格段に映える、
アスティエの食器
アスティエの食器に盛り付けるだけで、
いつもの料理が格段に美味しそうに見えるのは、アスティエマジックと呼びたいほど。
洋食はもちろん、和食、中華、エスニック、どんな料理もセンス良く映えます。
アスティエは、シリーズ使いや異なるシリーズ同士を組み合わせても素敵ですが、
普段使いの食器とミックスして使うのもおすすめです。
ハンドメイドの温かみがある質感だから、どんな器とも馴染むのが特徴。
意外かも知れませんが、手仕事の和食器との相性は抜群ですよ。
数あるコレクションの中でも、上品な華やかさを演出する星型のエトワールシリーズや、
パールのような粒で縁取るアデレイドシリーズは、パッと食卓にアートのようなきらめきを添えてくれます。
初めてアスティエを使われる方にも取り入れやすいのではないでしょうか。
まずは大皿を1枚取り入れてみてもいいですし、シリーズを一揃えしてみるのもいいですね。
ブランドジュリエでは、様々なシーンに合わせてお選びいただけるように、
シリーズで6枚、8枚と数が揃うようにプレートやカップのストックをご用意しています。
コラボレーションで生まれる
アートのような陶器
Blanc de Julliet編集部
芦屋にある直輸入インテリアショップBlanc de Julliet。 フレンチインテリアをもっと身近に感じて頂きたいとの思いから、 アイテムの使い方~コーディネートまで幅広い情報をお届けします。