キャンドルのおしゃれな飾り方。
キャンドルの炎は、見ているだけでホっと癒しを感じさせてくれます。
欧米では、キャンドルは普段使いのアイテムです。インテリアをおしゃれに彩るために欠かせないのです。
リラックス効果と豊かさをもたらすキャンドル。
クリスマスや誕生日などの特別な日を演出するだけでなく、日々の暮らしに気軽に取り入れてみませんか?
キャンドルの種類と選び方
キャンドルには、火を灯すだけのシンプルなキャンドルのほか、
香りを楽しむアロマキャンドルや、電気の光を灯すLEDキャンドルなど、色々な種類があります。
料理を楽しみたい食卓では無香料のキャンドル、リラックスしたい寝室ではアロマキャンドル、
小さなお子様やペットがいるご家庭ではLEDキャンドルなど、
ライフスタイルやシーンによって使い分けたいですね。
また、素材や製法の違いにより、品質や機能もさまざま。キャンドルを選ぶ際には注意が必要です。
まず気をつけたいのは、火を灯す時に出る煤(すす)。
いつの間にか壁が真っ黒!なんてことにならないよう煤が出にくいものを選びましょう。
パラフィンを使用せず、自然素材を使用しているものは煤が出にくいと言われています。
液垂れや蝋(ろう)垂れもチェックポイント。
垂れが少ないものを選べば、最後まできれいに火を灯せる上、キャンドルホルダーを汚すこともありません。
上の写真にあるのは、デンマークのキャンドルメーカーester & erikの「クラシックキャンドル」。
煤が出ず、安定したゆらぎの炎を灯します。
蝋は垂れずに蒸発してなくなり、終わりに近づくと自動的に火が消えるので安全面にも配慮されています。
秋の夜長はキャンドルを灯して
「秋の夜長」という言葉があるように、日本では秋分を過ぎた頃に日照時間が四季の中で最も短くなります。
ちょっとセンチメンタルな気分になる秋には、キャンドルが優しくゆれる炎の下、読書したり、
ホットワインなどの温かい飲み物を飲んだりして、リラックスした時間を過ごしたいですね。
写真のようなクラシカルな雰囲気のキャンドルコーディネートで、
秋の夜長をほんのりと明るく灯すのもいいでしょう。
キャンドルの形状や色の違い、
キャンドルスタンドとクロッシュの素材感の違い、飾る位置の高低差で空間にリズム感をもたせています。
季節を感じさせる赤く色づいた木の実が全体の色味を引き締めています。
フランス的でおしゃれなキャンドル使い
フランスでは、日常の至るところにキャンドルが溶け込んでいます。
マントルピースの上に並べて間接照明にしたり、食器棚に置いてインテリアのアクセントにしたり。
老若男女問わず、お風呂でアロマキャンドルを灯すというのも日本とは違う文化ですね。
キャンドルを同系色でまとめて数本飾ったり、
花瓶に挿した花とキャンドルの色をさりげなくリンクさせたりすることでも、
簡単に洗練されたコーナーを演出できます。
食卓に華やぎを添えるLEDキャンドル
テーブルコーディネートを華やかに彩るキャンドル。
食事の妨げにならないよう、煤が出ないものや強い香りが立たないものを選びましょう。
もし、本物の火を使うことに抵抗があれば、LEDキャンドルがおすすめです。
写真では、LEDキャンドルブランド「LUMINARA」のキャンドルを使用しています。
ホーンテッドマンションを運営するDisney(ディズニー)特許の技術を使用し、自然な炎のゆらぎを再現。
本物のキャンドルに使用されるワックスを表面にコーティングしているので、質感もリアルです。
パープル系のグラデーションで揃えたキャンドルは、花の色とリンクさせています。
花瓶の黄色とマットの水色が差し色になり、爽やかで上品なコーディネートです。
Blanc de Julliet編集部
芦屋にある直輸入インテリアショップBlanc de Julliet。 フレンチインテリアをもっと身近に感じて頂きたいとの思いから、 アイテムの使い方~コーディネートまで幅広い情報をお届けします。